明けましておめでとうございます。みなさん、良い釣りしてますか？いや〜、メバルって楽しいですよね。
いきなり何だ？と思う方も多いと思いますが、最近、仲間内でメバルが大流行りしてるんだな〜。
その理由は簡単。気軽に出来て、数釣りが出きる。おまけにサイズの割りにパワーもある。さらに、その日、その日によりパターンがあり、パターンを探せるかで釣果に大きく影響するといったゲーム性に富んだターゲットであるということ。
メバルってボディーの形から根魚と思われがちだが、実は、バスやシーバスと同じ回遊性の強い魚。顔を見てもらえば解るのだが、カサゴやソイは、下顎より上顎のほうが出ている。これは、下にある餌を食べやすいように上顎が出ているのだ。
逆にメバルは下顎のほうが出ている。これは、バスやシーバスと同じ、目線より上の餌を捕食しやすい形になっている。これを見ただけでも、底にじっとしている魚ではない事が解ると思う。実際、水族館等に行くと中層をサスペンドしていることが多い。
よって、底の方ばかりを狙うのではなく、どのレンジにサスペンドしているかを探すことがメバル釣りのキモなんだな。
今のシーズン、私たちがメインフィールドとしている金沢八景周辺ではアベレージが15cmクラス。よって、よりゲーム性を高くする意味で、ラインは2lbをメインとしている。
カサゴ用に Expression、メバル用に Sylpher がオススメ
だって太いラインじゃ釣れて当たり前、簡単に釣れちゃつまらないでしょ？ロッドもシルファー SSGS-56XULといった、高感度＆ウルトラライトロッドを使用して、小さい相手でもよりスリルを味わえるようにしているのだ。
高感度ロッド&ライトラインはメバルゲームに欠かせないアイテム。フォールのココンとしたショートバイトを取れるかどうか？が運命の分かれ道。これを取れれば、タダ巻きで釣れてしまうバイトだけを取るより、10倍は釣れるね。
いつもは陸っぱりで遊んでいるのだが、数を釣っていると、どうしても欲が出てきてしまい、よりスリルを味わいたくなってくる。となると、どうしても、今迄のタックルでより大きいサイズとファイトしたくなるのだ。
そこで、手っ取り早く大型メバルと遊ぶにはボートゲームが良い。簡単に広範囲をラン&ガン出きるのも嬉しい。
今回は磯子をベースにしている、“Sweet Water”の落合みゆきさんにお願いして、今回はボートからのアプローチ。以前、乗せてもらったときのメバルの爆釣が忘れられず、今回の釣行となった。
今回の参加者は、最近、ズッポリとメバルゲームにハマッている福田さん。東北の根魚王？のピンクちゃん、そして、自称、メバル四天王の仲田と私の4名。
待ちあわせのドッグに到着すると････なんと、ポイントへ直撃の東風。メバルは凪ぎの静かな日が絶好のコンディション。今日は厳しいかな？
簡単に挨拶を交わし、落合さんの口から出た言葉は「今日はちょっとラフってますよ。メバルは厳しいかも？出きるだけ風裏を狙ってみますが･･･」ン〜、ま、しょうがないでしょ。やるだけやってみましょう。
ボートをポイントへ向けるが、落合さんの言葉通り、東向きに大きく口を開けた根岸湾内にはウネリが入ってきている。ゆっくりとボートを進め、ポイント到着。風はなんとかなるが、やはりここにもウネリが入ってきており、底荒れが心配。
なんてことも、あっという間に吹き飛んだ。仲田の一投目でいきなりヒット。それに続くが如く、ピンクちゃん、福田さんと連続ヒットだ。夜中だというのに、「食っちゃった〜。」「ヒット〜、で、でかい！」と船上はワイワイ、ガヤガヤ。「いつも、楽しそうで良いですね〜。」と落合さん。メバルとカサゴが入れ食い状態だ。
メバルは釣ったその場でリリースすると、逃がした魚に他の魚が影響され、スレが早くなる。よって、ボートのイケスで生かしておくか、イケスが無い場合はクーラー持参で生かしておくと良い。クーラーの場合、水の入れ替えは頻繁に行うこと。メバルって案外弱い魚なので酸欠にならないように注意する。キープしたメバルは移動するときにまとめてリリースしてあげるようにすれば爆釣タイムも長く続くよ。
数十分でこの釣果！移動の時にリリースすれば、場荒れも無い。
やはり、風の影響か、普段は水面直下あたりでヒットしてくるメバルもある程度沈めてからでないとヒットしてこない。
「ここは、カサゴは大きめのアイナメもいますよ。」ということで、僕は、カサゴに効果的なバルキーホッグのダウンショットでチェック。
エクスプレションEXGS-600&2lbフロロのコンビ。ハッキリ言って舐めすぎです。でも、高感度&パワーのあるバットのエクスプレションなら根に入られる前に魚を捕ることができる。
シャローから一段、コトンと落ちた瞬間、ガガン！行きなりグッドサイズ。ドラグを滑り出すサイズは25cmのグッドカサゴ。この後、コンスタントにヒットを繰り返す。でも、ここは凄い。10ｍも移動していないのに、メバルもカサゴも延々と釣れ続けている。
さすがに1時間半も入れ食いを続けると、食いが渋くなってきた。ここで、初の移動。
次のポイントでも、爆釣は続く。今度のポイントは水深のあるエリア。重めのヘッドでディープエリアを狙っていた仲田にグッドサイズがヒット。エッジプライドが曲がり、ドラグが滑り出している。それもそのはず、65cmのシーバス。でも3lbでこのサイズは疲れたろうな〜。
ここはメバルもサイズが良い。ピンクちゃんも、福田さんもグッドサイズを連発。楽しい時間はあっという間に過ぎ、本日は終了。
条件としては、あまり良くなかったがみんな爆釣で大喜び。もちろん、このゲームにズッポリハマッてしまったのは言う間でもない。
でも、前に来たときのようにバグミノーやTOPでメバルを釣りたかったな〜。今度は風の無い、凪ぎを狙ってこようっと。
オススメのルアー
Top：Fishing Report：2004：2003.1214 < 0106 > 0313