いや〜、4ヶ月ぶりのフィッシングレポートです。なかなか報告出きる釣りが無くて・・・。
そろそろ、書かねば!ということで、昨年良い思いをした伊豆大島へ一泊二日のエギング。参加者は、いつもの3人組。松井君、近藤さん、私の3名。どうなることやら。
今回、アオリイカの状況偵察もあったが、本当は、もうすぐ発売予定のNew Rod “Squid Spin Day Light”のチェックでもあったのだ〜。
今までのSquid Spin も十分良かったのだが、4.0号以上の抵抗のある餌木をクイックに動かすには、バットパワーが弱すぎた。そこで、今度作るときは、3.5〜4.0号の餌木をストレス無くしゃくれる物が欲しいと思い、長期に渡り、サンプル作りに励んでいたのだ。
ロッドを強くするのは簡単。でも強くすれば重くなる。そして、動きを求めロッドを硬くしすぎると手首に負担がかかる。
これは、今まで、シャクった時にロッドが吸収していたストレスが、ロッドを硬くすることによってバットに吸収されず手首にダイレクトに負担がかかってしまうことになる。これでは、タダでさえ強烈なシャクリを入れるのに、ロッドを支える手首が壊れてしまっては意味がない。
何度もブランクを作り直し、抵抗のある餌木をガンガンしゃくれ、尚且つ、体に負担が少ない物が仕上がった。さらに、今回から、シャクった後のティップ絡みを軽減する専用ガイドも導入。こんな、デイライトエギング専用ロッドの最終チェックの意味もあったのだ。
AM 8:30。いつものように伊東で東海汽船の乗船手続をすると「1便は満席。」とそっけない態度で断られ、熱海へと逆戻り。何とか12:30 の便に乗り込む事が出来た。
1時間少々の船旅で、半年ぶりの元町港へ入港した。前日の不眠が手伝い、船中では3人とも爆睡。船内、到着のアナウンスで目が覚めた。
予定時間を大幅に遅れたため、何時もお世話になる「ペンション みなもと」へ急ぐ。ここは、元町港から歩いて2分という、アングラーには最高の立地条件。早速チェックインし、タックルをレンタカーへ積み込み出発。
まずは、昨年、良い思いをした野増港。でも、この日は北風で正面からのアゲンストで釣り難い。しばらくチェックするが、一投目に挨拶に来た300g程のアオリを見ただけで終了。そのまま、南側に位置する波浮港ヘ移動した。
風裏のはずだった波浮港も風が回っているのか、釣りにくい状況。何ヶ所かチェックしたが無反応なため、大きく移動となった。
今度は、元町港。ここも、昨年数が釣れたポイント。シャロー〜ディープと細かにチェックを入れるが、チェイスすらない。やはり、まだシーズンが早いのか?
夕マヅメ、北に位置する岡田港へ。ここも、地元ではメジャーなアオリスポットだ。所々に墨跡はあるものの、どれも古い。ま、やるだけやってみようとキャスト。初めは大きくシャクっていたのを、ボトムからトップまで、細かくしゃくり上げるパターンにチェンジ。すると、2ハイのアオリが餌木の後をチェイス。カカーンとダートさせ、餌木をフォールさせると、餌木に猛ダッシュし、ガシ!サイトでしっかりと見えたので、アオリがしっかりと餌木を抱いているのを確認しフッキング。ウニョ、ウニョと独特のファイトで上がってきたアオリは300g前後のベビー。
それにしても、このロッドはマジでやばい。キャスト後のティップのブレがなく、ラインがストレスなく出ていく。そして、数多くのブランク修正した甲斐もあり、理想どおり、3.5〜4.0号の餌木をクイッキーに動かせる。その割りに、手首への負担も無い。早くハイシーズンになって、ビッグワンをガンガン乗せてみたくなった。是非一度、店頭で持ってもらいたいロッドに仕上がった。
この後、日も沈み、水中が見えなくなったので終了。ポイントも解り、翌日に期待を膨らました。
翌日、9時にチェックアウト。前日の天気予報の通り、空は今にも泣き出しそうな鉛色。おまけに北風が強まり、ポイントも絞らざる終えない状況となった。雨が降る前にと前日、姿を確認できた岡田港へ。
昨日同様、キャスト後、連続トゥイッチで誘いをいれるとワラワラと餌木に興味を示し沸いてくる。が、どれも、サイズが小さく、100g〜150g位のスーパーベビー。松井君と私とで熱くなっていると、ディープの船道を狙っていた近藤さんのサーフスターが満月。400g前後のアオリを見事キャッチした。これで、残るは松井君のみ。頑張れ〜!
そのすぐ後、チビアオリがボディーの色を頻繁に替え、松井君にもヒット。サイズは問わず、まずはボーズ脱出。これで、パターンを掴んだのか、この後、200〜300gを数杯ゲットしていた。
私は、数日の急激な冷え込みと、ビックワンはまだシャローに入ってきていないと思いディープを4.0号でチェック。十分カウントダウンさせ、2シャクリ目、ズシンとDay Light 88 が満月に。でも引きがない。予想通り、上がってきたのは、10本足に2本足りない8本足。あ〜。
この後、雨足も強まりゲームセット。地元の釣り人の話しによると、1週間前は18〜19℃もあった水温が、数日前から急激に冷え込み、今では15℃位しかないとのこと。アオリだけでなく、他の魚も一気に喰いが渋くなったようだ。
やはり、大島のアオリシーズンは、5月中旬から大型サイズが見え始めるので、それからの方が良いよ。とのこと。そんなことは解っていても、我慢出来ないのが私たちなのです。
伊豆半島も今月中旬から本格的はシーズンインとなるアオリイカ。今年はNew Rod でどんなゲームが出きるか、楽しみ、楽しみ。
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