2001年8月15日
対象魚:ワカシ、カマス、シイラなど
場所:相模湾、庄治郎丸
釣果:★★★★☆
8/15、今日は、親子セミナー。普段、後ろ指を刺されながら釣りに行くお父さんも、今日はバッチリ点数を稼いでもらいましょう。良いトコ見せましょうね。ホントは親子でシイラゲームのはずが、最近の状況が芳しくないので 急遽、ライトゲームに変更。
2日前に状況確認でプラクティス。ワカシ船に乗りチェックをすると、ナブラあり、ジグを落とせば、サバ、ワカシ、ソーダ、カマス。タチウオからシーバスまで、ナンと13種類ものターゲットで遊べたのだ!こりゃ、15日も行けるぞ〜!と余裕のはずが・・・
当日のキャプテンは、シイラの名手、堺キャプテン。親子セミナーということで、取りあえずライトタックルの五目釣りで遊んでから、シイラ、カツオを狙いに行こうということに決定!
AM 7:00。8組の親子を乗せた庄治郎丸6号艇は、平塚新港から期待いっぱいで出船。まずは真沖をチェック。周りはワカシを狙う船団で一杯。反応を探して、ハイ、どうぞの合図でゲームスタート。20〜30mでジギング開始。当日の天気は北風で曇り空。チョット反応が渋い。あれ?誰も釣れないの。それでは、移動。
ハイどうぞ、の合図でシャカシャカジギング。ヒット〜! 上がってきたのは30cm弱のワカシ君。さすが、ブリのご子息様。サイズの割にはパワー全開のファイト。ライトロッドをバットから曲げるファイトは興奮ものだ。
が、どうもおかしい。普通なら、一発ヒットしたら周りも連続ヒットが当たり前なのだが、その後が続かない。周りの船団でもポツポツの釣果だ。反応はあるのだが、魚に食い気が無いのか、状況の変化か・・・・
堺さ〜ん、ど〜しよう?「やばいな〜、ライトゲームでここまで苦労するとは・・・」2日前はピーカンでべた凪。条件としてはバッチリだったのに比べ、今日は少し肌寒く、北風の影響で表面水温が低下してしまったのだろうか。ン〜。海はやっぱり来てみないと解らんな〜。
真沖から進路を西へ向け、花水川沖へ移動。2日前、ここはワカシが入れ食った場所でもある。魚探を見ていると反応が出てきた。慎重にポイント設定をしてスタート。
シャカシャカ・・・ガツン! ヒット〜! 4ポンドだとドラグもジージー唸りを上げる。水面に姿を現したのは35cmクラスのグッドサイズのワカシ。ここでは反応が良かったからか、連続でヒットが続いた。これでこそ、ライトタックルの面白さだ。やっぱ、こうでなくっちゃ。
シャカシャカ引いてくると、水面までルアーが来てしまった。その後ろに何やら茶色い物体が浮いてきた。???あ!イカだ!なんと、ジギングしてきたメタルジグを追って、マルイカが水面までチェイス。
ワー、キャ〜と騒いでいると、大塚兄〜にヒット。水面でシェイクしていたメタルをガッシリと鷲ヅカミ。ピューピューと潮を吹いて怒っている。イカも釣れるんだ〜と思っていると、マグレではなさそう。その後も何回かチェイスがあり、水面まで追ってくるではないか。エギかスッテがあればバリバリ乗ってきただろう。
魚探の反応も無くなり、ポイント移動。沖でトリヤマが立っているではないか!行け〜!急げ〜!ポイント到着。キャスト開始〜。
ヒット〜!ピタピタとテイルウォークを繰り返すのは30〜40cmクラスのペンペンシイラ。それにしても、シイラの活性が低い。チェイスもメタルジグを沈めないと出てこない。ン〜、移動。
「チョット、走るか。」と西へ移動。大磯港とプリンスの丁度中間に来たあたりで、エンジンがアイドリングになった。魚探を見ると、今までに無い程の反応。魚探が真っ赤っ赤。ここから、イベント開始。入れ食いモード突入となった。
ボトムから3mくらいまでにヒットするのはカマス、その上で食ってくるのは、ワカシ、サバ。水面近くでヒットするのはソーダガツオと水深によってターゲットを釣り分けることができる。しばらく入れ食いを楽しんでいると、FMヨコハマ主催の釣り船もやって来た。2艘並んで入れ食いモード。「来た〜、ヒット〜」とカマス、サバがビシバシ。ネッティング係も大忙しだ。
それにしても、今回参加の子供たちはレベルが高い。大人顔負けのジギングやファイトには脱帽だ。将来が楽しみだ。うかうかしてたら抜かれそうである。
帰港1時間前。「二宮沖でトリヤマが凄いらしい。」との無線が入った。急げ〜!エンジン全開!目の前にポツッとあった黒い塊がだんだんと大きなトリ軍団になってきた。
もっと早くここに来てれば・・・・シイラ、ワカシ、サバ、カキノタネ・・ン〜、爆釣。水面を引けばシイラがピョンピョン。ジグを沈めれば、ワカシ、カキノタネがガツンガツン。
船の上は狂喜乱舞!初めはど〜なるかと思ったけど、終りよければすべて良し、ということで、12時上がりだったのが、今日はおまけで12:30頃まで延長。みんな笑顔での終了となった。フ〜、良かった、良かった。