RISE Fishing Report

リベンジ?八丈島

八丈島神湊

2001年6月9〜10日

対象魚:カンパチ、ヒラマサなど
場所:八丈島、PAPA'S INN
釣果:★☆☆☆☆

先月の J-1 グランプリで見事、八丈島にフラられた私。帰ってきてパパズインの HP を見ると釣れてるじゃないのよ、しかもデカイのが。「ラインやリーダーを切られた」とか「15kg,20kg キャッチ!」なんてことを書かれたら、ジギングの虫が黙っちゃいない。おまけに、4.7kg の火星人(巨大アオリイカ)だってやっつけなければならないのだ。

時間が経つにつれ、パパの HP には好釣果の報告が! こりゃ、マジで行かねばならん! ということで、6/9,10の1泊2日のリベンジが決定した。朝の1便で渡って、翌日の最終便で帰ってくれば2日間ジギングができる。「これだ!」と勝手に日付を決めて、早速メンバー集め。

小林さん

一番で「良いよ」の答えが帰ってきたのは、ジギング大好き人間の小林さん。最近、デイライトエギングにもズっポリはまっており、「ジギングもできるし、なんてったって火星人も狙えるよ」の一言できまり。

次は、今回一緒に J-1 グランプリに参加した亀井さん。もちろん即答。たまたまお店に連絡が入った村山さん。そう、この前火星人をゲットした人。もちろん OK。最後は安井さん。「い〜よ〜」と合計5名で八丈島リベンジに Let's Go ! と相成ったわけである。

天気予報は「雨のち曇り」そして荒天男の私が隊長。となれば、『またもや?』と期待薄。その前はロケで沖縄。火曜日から土曜日までいたにもかかわらず、梅雨真っ只中。

沖縄の雨はこっちと違い、降るときは降る、止むときは止むとハッキリしている。この降るときというのは土砂降り、見るみるうちに目の前のマリンブルーがドチャ濁りに。

というわけで、遠征で天気に恵まれない私。周りからは「おまえがいると荒れる」とか「野呂と一緒か。レインが必要だな」と冷やかしのお言葉が・・・

え〜い、雨がナンだ、雨が怖くて魚が釣れるか! でも、天気が心配だな〜。

なんだ、カンだで直前までタックル準備。結局、一睡もせずにそのまま羽田空港に向かった。車中、「俺、昨日寝てないんだよね〜」と言うと「俺も、俺も」とみんな同じ。空港でみんなに聞くと、ナンと全員不眠。やっぱり釣り師だね〜。さあ、今回の八丈島はどうなんでしょうか?

期待と不安を十分に積んだ飛行機が八丈島へ。

40分のフライトで八丈島空港に無事到着。これから2日間のジギングバトルが始まるぞ〜。空港ではニコニコ顔のパパが歓迎してくれた。早速、鉛玉やバズーカを車に積み込み、物騒な奴等がパパズインに向かう。そして、荷物を解くやいなや神湊港へ出撃。

東京を出るときは曇天の空も、八丈の空はご機嫌の雲一つ無い晴天。『どーだ、みんなの期待を大きく裏切ってやったぜい』あとはカンパチ、ヒラマサの爆釣のみ。ン〜、生け簀が一杯になっちゃったらど〜しよう?

今回、二日間お世話になったのは弘進丸。パパもイチ押しの名キャプテン。あとはみんなの○○が良ければ、言う事なしだ。

AM 10:00 に港を出船。まずは、港の沖をチェック。グルっと探すが、すぐにエンジンのスロットルが上がる。次なるポイントは島の北側。やはり移動。ムムム・・・。小島周りをチェック。あらら、どうしたことか。

船長曰く「掃除機を掛けたみたいに綺麗だな〜」とのこと。八重根港沖、小岩戸沖と今まで反応のあったエリアがすべて無反応。どうも、水温が低下し、事前情報のビッグワンはどこかへ大移動してしまったらしい。

なんでいつも俺が来るとこんな条件ばっかりなんだろう? まあ、釣りは自然相手の遊びだからしょうがない。与えられた条件でベストを尽くそう。小岩戸に着いたときは港を出て3時間が経過。さあ、ゲーム開始。ビシバシとジギングを繰り返すが「ハイ、あげて〜」

PM 4:00「ナンか中層に反応があるよ」とのことで集中攻撃。「ヒット〜!」「こっちも来た〜」やっと来たか! と声の方に目を向けると、ロッドのベンディングが弱い。

サバ

あれ? ナンだ? と上がってきたのはナント! サバ。なんで八丈まで来てサバを釣らなきゃならね〜のよ。って、おい、でかくね〜? このサバ。サバでも良いかな・・・なんて弱気になっちゃったりして。

帰りがけ、「やっぱ、クライマックスは最後にドカンでしょ」と言ってるそばから横の小林さんにヒット。

やった〜。慎重なやり取りの末、上がってきたのはデカ金魚。チカメキントキのモンスターサイズ。八丈島は何故か何もかもがデカイ。こんなサイズ見たことない。と言ってると「もっとデカイのいるぞ」と船長。これを最後に、本日終了。

あしたはどっちだ?

翌日、今日は AM 5:00 出船。島の北側 100m をテンポよくチェックするが反応なし。小島に移動。 

小島に到着。10oz スキルをプレゼント。「はい、い〜よ」の合図でドボン。ヒュン、ヒュンとテンポよくしゃくり上げ7回目。グンと J-5016i にヒット。フッキング2発。でも小っちゃいな〜。ってことは、でっかいジグ+小っちゃい魚=バレやすいという方程式が頭の中に弾きだされた。答えはドンピシャ、あと十数メートルというところでポロリ。アチャ〜。これがこの日の結果を暗示していた。

その後、小林さんの J-6030i がバットまで入るが、あっという間に元のテンションに。なんと 120lb リーダーがブッツリである。俺のバラシ癖がみんなに伝染したのだろうか。安井さんのハガツオ、村山さんの根魚までバラシ。あ〜、なんてこった! 折角のチャンスを。

まだまだ修業が足らない面々ですなぁ〜。また、修業して出直しだ。今度の釣行は先になるけど、9月14, 15 を予定。5名を募集してますので、誰か一緒に行ってくれる人はいませんか〜。楽しいジギングをしましょうぜ。

次こそはリベンジしたるぞ〜!!

パパ大津留さんと今回のメンバー

Papa's inn のページには何と書かれるかな?