RISE Fishing Report

神津島 バホバホカンパチを求めて

神津島沖のジギング

2001年2月22日

対象魚:カンパチ
場所:神津島
釣果:★★☆☆☆

どーも、ご無沙汰してました。やっとフィールドレポートを書けそうなゲームができたよ。浜岡原発にビッグワンを求めて4回も通ったけど、濁り&無風、べた凪でバイト1つなし。懲りずに前日も浜岡へ。もちろん、べた凪。『明日もこうなら良いな』と考える始末。『もう、浜岡は終わっちゃったのか?』と思えばやはり、風のある日はちゃんとヒットしてるみたい。

くー!! 望みは明日の神津島に賭けるしかない! そうなんです、最近、神津島のカンパチが調子いいんです。情報は生が一番とばかり、佐竹さんを唆し、浜岡タックルをジギングタックルに積み替え、そのまま集合場所の下田へ GO。

連日、寿美礼丸から釣果情報がFAXで送られて来るのを見ていると、良い日では5人で十何本なんていう日もあった。カンパチだけでなく、シマアジやハタまで上がっている。

「こりゃ、行くっきゃないっしょ!」

神津島というとちょっと遠いな、というイメージがあるのだが、ここ、寿美礼丸はメッキで有名な稲生沢川の河口に待合所があり、ここから神津島へ向けて出船。もちろん、行きと帰りは船の中で熟睡できるので案外とラクチンなのだ。

AM3:00集合ということだったので早めに出発して、船の中で休んでいようということに。ところが、家から一歩出てみると、昨日あれだけ静かだった天気が風ビュービュー。どーしていつもこうかな?? 佐竹さんを拾って目的地の稲生沢川へ向かった。途中、横目で海岸を覗いてみると風の割には波がなく、フラットなべた凪。ラッキー。

下田に到着しても風は治まる気配が無い。タックルを船に積み込み、空いているベッドで朝を待つ。タックル準備も神津島に着いてからゆっくり出来るので、暗い時間に焦ってタックル準備をしなくていいのだ。

ウトウトしだした時にエンジンが掛かって、出発。途中まで来たところから船体が大きく揺れだした。やっぱり・・・。

気がつくと周りが騒がしくなっている。神津島の港に到着。ここでゆっくりとタックル準備にとりかかる。やはり港の入口からはウネリが入ってきている。時間になりポイントへ向けて出発。港を出てすぐに到着、反応を探しスタートの合図。

まずは、ウネリがあるため、ショートロッドのコーラルスターCGJ-5016i に4-1/2ozのディープリッジのパールブルーでトライ。水深50mにジグが着いたところでジギングを開始。4回ほどしゃくった時にロッドティップが引ったくられた。慎重にポンピングで上げてきたのは2kg前後のカンパチ。一投目からのヒットに人間の活性も上がってくる。私が写真を取っているときに佐竹さんにも同サイズがヒット。今日は何だか調子がいいぞ。

カンパチをゲット

と思ったのも束の間、その後ピタリとバイトが止まってしまった。あらら。しばらく狙ってみるが反応がない。餌の人がシマアジとメジナをポツポツ。うっ、シマアジだ・・・・いいな・・。

活性がイマイチ良くないのでポイント移動。今度は80mライン。先程に比べて波も治まってきた。今度はロングストローク用に持ってきたサーフスター96H&ディープリッジ4-1/2ozスケールホロ・ブルーにタックルチェンジ。ボトムを取り、3回ロングジャークで誘った後、小刻みに誘っているとガツン!! ヨッシャー!フッキング!! ズルッ。あれ? なんでバレるかなー。フッキングが強すぎて口が切れちゃったかな? 上がってきたルアーを見るとアシストフックの根元からプッツリ。悲しくダクロンだけが着いていた。チキショー!! デカかったのにー。

とプンプンしていると後ろでジギングしている人にヒットー!! いい感じでバットから入っている。やられたね。上がってきたのは4kgクラスのナイスサイズ。が、やはりここも潮の動きがないようで移動。

次のポイントでも反応はゼロ。2ozジグが真っ直ぐ落ちてそのまま上がってくるんだもの。船長に聞いたら、潮流は0.1〜0.3ノットとか言ってたな。あらら。気晴らしにボトムを叩くとゴンと重くなった。でもファイトもしない。またサンゴかなと上がってきたのは20cm位のカサゴ君、今日は釣れれば何でもうれしいな。

カサゴ

どのポイントでも魚探に反応は有るんだけど、今日の魚達はご機嫌斜めの様子。さらにポイント移動。今度はハタのポイントらしく、餌釣り師も泳がせで一発大物を狙いだした。「反応が出てきたよ」のアナウンスと同時に泳がせのロッドがバットがら曲がっている。

ジグ各種

が、奮闘の末、勝負は魚の勝ち。80号のハリスがプツンだって。80号だよ、80号、80lbじゃないんだからね。俺もハタと勝負したーい。取れなくても良いからファイト位はと、ビッグフィッシュ=ビッグルアーだ、なんて思いスキルジグ13ozにチェンジ。

CGJ-5016i にセットしてボトムバンプさせる。船長が「ボトムだけじゃなくて、上まで誘ってみな」とアドバイスをくれた。数回叩いた後にチョンチョンと誘い上げてくるとヒット。ヤッター! 根に潜られないようにと強引ファイトだ!! と思ったが何やら記憶のあるファイトが伝わってくる。やっぱりね。顔を見せたのは2kg位のカンパチ。13ozのスキルをバックリとくわえてた。この後、終了のアナウンスが流れ本日は終了。タックルを片づけ、ベットにゴロン。爆睡。

今回はパッとしなかったが、「潮さえ動けばまだまだイケル!!」と船長も太鼓判を押してくれた。とは言っても相手は自然である。何時居なくなってしまうか解らないのでお早めに。

また3月頭辺りに遊びに行こうと思ってます。「うぉー、ジギングやりてー!!」という人、一緒にどうですか? うるさくても良かったら一緒に行きましょう。詳細はメールを戴ければ返信します。又荒れちゃうかな?