RISE Fishing Report

ライトゲームまだまだ好調

2000年10月13〜16日

対象魚:メッキ、セイゴ、ヒラセイゴ
場所:相模川河口周辺
釣果:★★★★☆

メッキ

以前にも書いた相模川のライトゲーム。今だ好調なのです。デイゲームはもちろん、ナイトゲームだって入れパクなのだ。デイゲームのターゲットは、メッキ、セイゴ、ヒラセイゴ。そして、夜になると、なぜかマルセイゴが99%くらいの確率である。ヒラセイゴは寝てしまうのだろうか。ガクッと数が減ってしまう。だから、『近場で楽しい思いをしたい』なーなんて思っている人にはお勧めのポイントなのだ。だって、朝から夜まで釣れっぱなしなんだから。

とはいうものの、いくら釣れる相模川とはいえ、そこに魚が居なければ釣れるわけがない。やはり、楽しい思いをするためには少しの努力が必要だね。まだ海水温が高いので、メッキやセイゴ達も移動が早いのなんの。昨日の爆釣ポイントなんか当てにならない。その日、何処に群が付いているかを探さなくてはならないのだ。

先日も、「柳島の放水口で、夕方メッキとイナダがナブラってて何投げても入れ喰い」という情報を入手。しかし、翌日行ってみたら“もぬけの殻”。さんざんチェックして反応がないので相模川河口に移動。すると、到着間もなくイベントが始まったのだ。5cm位のベイトフィッシュが逃げ出した途端、セイゴのボイルが発生。ジャストサイズのラピッドはワンキャストワンヒット。高活性時なんか置いておくだけでもアタックしてくるほど。この状況が夕方まで続いたのだ。

気分を良くして、数日後再チャレンジで相模川河口をチェック。だが、この日はベイトもいなければ、あれほどいたセイゴやメッキの姿も見えない。それではと、隣にある平塚新港もチェックするが無反応でダメだった。後から話しを聞くと、このダメだった日柳島放水口はボイル大発生だったとか。なぜか行動が裏目に出てしまうようで、リベンジとばかりに柳島放水口へ。しかし、車が止められず、相模川河口へと移動する。

だが、今日も河口は音沙汰なし。仕方なく新港へ歩き、スロープ、堤防の先端、係留船の影、ローブと付いていそうなところをチェックするが、たまにセイゴが顔を見せるだけ。それではと大きく移動して、上の須賀港の出入り口をチェック。すると、一投目からズッギューンとティップをひったくられた。

ヒラセイゴ

連続テイルウォークを見せたのは、20cmクラスのヒラセイゴ。ヒットルアーはもちろんラピッド45のオリーブ。普段はサスペンドタイプで、トゥイッチング後のポーズにヒットするのだが、今日はフローティングがいいようだ。アクションは同じだが、フローティングなのでポーズをすればフラフラと浮いてくる。この浮き上がりが効くようで、キラキラッ、ピタッ、フワッ、ゴンッといった感じ。

二投目も先程と同じ所でガツーン。今度はやけに走り回るなーと思っていたら、上がってきたのはグワグワと鳴いているメッキ。これは手のひらサイズ。3, 4, 5投と連チャンでヒラセイゴが入れパク状態。どーなってんのよ。ホント。群れが居なければ全くダメなのに、スクールを見つけてしまうとこんな入れパク状態も夢ではないのだ。

ねっ、だからこの原稿を読んだら、一ケ所で粘ってちゃダメってことがよくわかるでしょ。反応が無ければどんどん移動して、自分から群れを探すようにしなくちゃ。そうすれば、こんな美味しい思いもできるというもの。是非がんばってね。

タックルは、ミノーが小さいのでウルトラライトがベスト。私はサーフスター66SL、トーナメントZ1500C、エムズトラウトクエスト2Lb。これが細い割に強いんだ。最近のお気に入り。ラインは細ければ細いほどいい。4 lb 以上だとまずダメ。飛距離は出ないし、ルアーのアクションも死んじゃう。何よりもライントラブルが多い。

ルアーはズバリ、ラピッド45・60、マイティーペッパー35、ウェイビーは絶対持っていたいアイテム。ボイルが見えたらレッドペッパーマイクロやバブルダンサーなどのトップも面白いぞ。簡単お手軽なので、是非遊んでやって下さい。細かなポイントやルアーなど、いろいろと質問を受け付けてます。電話やメールでどうぞ。釣れ過ぎてハマっちゃうね、間違い無く。

トゥイッチ、トゥイッチ