2005.5.23(大潮)、6.01(長潮)
対象魚:アオリイカ
場所:烏帽子岩
釣果:★★★☆☆
湘南の海にいつも浮かんでる烏帽子岩。『あそこでエギングをしたら面白そう』 という話になり、2週連続で渡ってきました。1回目の渡船は5月23日。この日の同行者は福田さん。
朝5時、茅ケ崎港から期待に胸を膨らませて出船。大小様々の磯が点在する中で、比較的足場が良く、波の穏やかな磯を本日の釣り場に決めました。ここまでの時間は他の磯を経由しても10分程。
いざ上陸してみると、沖磯は何処もかしこも全てが良いポイントに見えます。迷いつつもタックルの準備。福田さんは現在ロックフィッシュにゾッコンなので、エギングをやりつつテキサスリグでロックフィッシュも狙うとのこと。(二兎を追うものは・・・?)
天気は晴れているものの南東の風がやや強めで、朝方は多少冷えました。潮色は潮が動いているときは澄み潮で、止まるとやや濁り気味。この磯は沖側が深く岸側はシャローなので、最初は風を背中から受けるシャロー側から攻めることにしました。
朝の一投目はピンクの3.5号。足元から探りはじめました。エギをシャクリなが沖磯からの眺めを楽しむと、『以外と岸から離れていないんだなぁ。烏帽子岩ってとんがりコーンみたいな形だなぁ』なんてことを考えました。もうすっかり観光気分です。こんなお手軽な場所なのに雰囲気は最高!この時すでに渡船にハマっていました。
手前はアタリがなかったので、今度は遠投して探ることにしました。水深は沖目でも7メートル程。大きなシャクリやボトム近辺のリフト&フォールなど色々試していると、フォール中ボトム近くでアタリが!しかし、ノセるまで至らず残念! ロッドまでアタリが伝わっていたので遅アワセになっていたのです。
気を取り直してボトム近辺を重点的に攻めました。日が高くなってきたのでエギをピンクからオレンジにチェンジ。サイズは同じく3.5号。しばらくしてやはりフォール中にアタリが。今度はイカに違和感を感じさせる前にアワセに成功!久々に良い引きを味わいました。
上がってきたのはグッドサイズのオス1,200g。
その後、同じシチュエーションでアタリがあったものの、またもやノセられず。くぅー、まだまだ未熟です。しばらくアタリが遠のきました。福田さんはというと、エギングタックルとロックフィッシュタックルを交互に持ち替えています。でも後半は完全にロックフィッシュ狙い。
見事立派なカサゴを釣り上げました。(23cm)
私は試行錯誤の繰り返し。エギのカラー、サイズ、ポイント、水深、アクションと色々試すも結果は出ず。帰港の時間も迫ってきたので最後の手段と、ナチュラル系のブルーの3.5号で広範囲を大きなシャクリで攻めまくるとズシッ!
待ってましたこの重み。上がってきたのは600g程のメス。
最後の最後に釣れたので 喜びもひとしおでした。結果2杯に終りましたが雰囲気も相まって初渡船は大満足。
翌週の6月1日、再度渡船。前回が大潮だったので今度は正反対の長潮での釣行を選びました。この日はベタナギ無風の好条件。前回の釣果を上回ろうとワクワク気分で前と同じ磯へ。でも前回と同じパターンは通用せず大苦戦。また、前日徹夜でナマズを狙っていたのが祟って強烈な睡魔に襲われました。
気が付くと釣行時間の大半を沖磯での快眠に費やしていました。目覚めたのは帰港時間の30分前。これはヤバイと苦し紛れのブルーのエギでのシャクリ倒し。諦めかけた瞬間のフォールでアタリ。神様はいるのですねー。
なんとか1,300gを一杯キャッチしてタイムアップ。
「今度は集中してマジメに狙います!」と心に誓い、烏帽子岩を後にしました。
今年は水温が低めの為、アオリイカの接岸も遅れ気味とか。その分、例年より長くアオリイカを狙うことができるでしょう。お手軽で雰囲気も良く、アオリイカ以外でも様々な魚種が狙える渡船による釣行。今度は初島に行こうかな? 皆さんも是非一度お試しあれ!
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