ルアー・フライチャレンジ 2005 IN 芦ノ湖

2005.2.26

対象魚:ブラウントラウト、レインボー
場所:芦ノ湖
釣果:★★★★☆

ブラウントラウト

今年も3月を迎え、待ちに待ったトラウト解禁!せっかちな私は解禁が待ちきれずひと足お先に2月26日に芦ノ湖で行われたルアー・フライ限定特別解禁釣大会に参加してきました。私は芦ノ湖でのマス釣り経験が浅かったため、事前にトラウトエキスパートの先輩方から軽い手ほどきを。

先輩方いわく・解禁日の芦ノ湖は非常に混みあうために駐車場の確保が大変。よってなるべく混みあわない湖尻周辺に駐車すべし。

これらのありがたいお言葉を頭に入れ、呪文のように唱えながら芦ノ湖へ向かいました。

朝5時頃湖尻に到着。運良く車も止めることもできポイントを探すことに。30分位彷徨っていると小さな湾の様な場所を発見。ボトムが土のシャローエリア。アングラーも少なめでなんとなくいい感じ! 本日のポイントをそこに決めることに。

次にタックルの準備。この日私が用意したのは2タックル。メインタックルはシルファーSBGS-70MLにナイロン8ポンド、フレッシュバック100Fの組み合わせ。サブタックルとしてシルファーSSGS-66ULにナイロン4ポンド、エリアフィッシング用の2.7グラムスプーンをセット。

この朝の天気は薄曇り。水温を測ると約5度。大会開始は午前7時だったので湖面を眺めながら静かに開始時間を待っていました。すると、「ジャポンッ!」マッ、マスのライズがあるではないですか!しかもすぐそばで!私はもうエキサイト。このポイントを選んで大セイカイ!ファーストキャストはどちらのタックルでキャストしようかと迷い始めました。

そのライズを見るまでは、「最初はミノーをキャストしよう。」と決めていたけど、まさかこんなそばにマスがいるとは。なるべくプレッシャーを与えないためにも着水音がちいさな軽量スプーンのサブタックルをチョイス。

7時になるのが待ち遠しい。早くキャストしたい気持ちを必至で抑えつつ待っていると、「ドーン、ドーン」、大会開始を告げる花火の音が!いざキャスト開始。なるべく水面から離れ、さっきライズがあった場所の少し沖目にスモールスプーンを静かに着水させすぐにスローリトリーブ。

間もなく、「ゴンゴンッ」、ヒットー!なかなかのいい引き。水面近くでクネクネとローリング。上がってきたのはマルマルと太ったブラウントラウトでした。測ってみると45センチ。魚体は綺麗ですがヒレは若干丸まっていました。放流されてから間もないようです。

ポイントから離れた場所でこのブラウンと別れを告げ、さっきと同じポイントへキャスト。するとこれもヒット!同じような引き味。今度上がってきたのもブラウン。サイズは先程のよりも大きかったもののこの魚も放流から間もない魚。

フレッシュバック100Fやカレン55でも釣れましたがちょっと前までは養殖魚だったマス達、ダーク系のスモールスプーンには敵いませんでした。その後も近場での連続ヒットが続きました。魚は全てブラウントラウトでサイズは50センチ前後。

ワームで釣った方なら経験あると思いますが、同じ色のワームを使っていると必ず釣れなくなってしまいます。おそらく見切ってしまうからだと思いますが、これはミノーでも全く一緒ですので、ワームを選ぶ時と同じようにカラーリングに関しては沢山持っているとそれだけ多くのパターンにはめることも出来、数を延ばす事が出来ます。

このポイントはブラウントラウトの好むポイントだった様です。一説によるとブラウントラウトは底が茶色い場所を好むとのこと。またこの魚は低水温に強いとも言われています。きっと朝一の入れ食いはこれらの条件が重なったためでしょう。

そのうち私の周りにボートが集まりだし入れ食いタイムは終了。近場でのキャスティングを諦め、ボートのいない方向へロングキャストを開始。しばらく探っていると久し振りのいいアタリ!フッキングも極りました。

「ん、今までとはちょっとちがうぞ?」引き味は今までと似ているけど明らかにパワーが違う。跳ねたっ、「うわっ、デカイー!」今までに見たともないような大きなブラウントラウトでした。

掛けたのはサブタックルの4ポンドライン。「大丈夫かなぁ」と思った矢先、プチンッ。「切れたー。」

「ハァーッ。」私はさっきまでの入れ食いで気を良くし、先輩方から教わった教訓をすっかり忘れていました。あれが8ポンドラインだったら、もしかしたら獲れていたかも・・・。後悔先に立たず。あー残念!

ドラマはこれで終了。このあたりから雪が降り出し、気温も下がり魚はどんどん低活性に。それでも定期的にポツポツとアタリはあり、40センチアップのマスも釣れ楽しむことはできました。面白いことに後半釣れたのはほとんどがレインボートラウトでした。雪も本降りになってきたので大会終了時間前にストップフィッシング。

車へ戻る途中検量所を覗くと、既に大きなマス達がゴロゴロと並んでいました。その時点でのレインボーの最大魚は70.5センチ。ブラウンは68センチでした。その他の魚種はまだ検量されてはいなかった様です。詳しい結果は芦ノ湖漁協のホームページをご覧ください。私もあのビッグブラウンをキャッチすることが出来ていれば・・・。まぁ、しょうがない!

いやぁ、それにしても本当に楽しかったです!恐るべし芦ノ湖の解禁!悔しい思いもしましたがここ最近で一番いい釣りができました。

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