南伊豆のライトゲーム

2004.12.24, 27

ねらい:メッキ、ヒラセイゴ
場所:南伊豆
釣果:★★★★☆

年末を迎え、今年一年の釣り納めとしてシーズン最終盤を迎えたメッキとヒラセイゴを狙いに南伊豆へ行ってきました。1回目の釣行は12月24日。周ったポイントは外浦港、稲生沢川、青野川、大瀬港の4ヶ所。この日は北東の風が強く薄曇りの寒い一日でした。外浦港は釣りにならず、すぐに稲生沢川へ移動。ペリーの像が立っている最下流部の流れ込みから上流に向かって釣り上がって行きましたが、釣果が得られたのは下田警察署付近の右岸側のみでした。

右岸側には風が当たっており、1〜2cm程のベイトが右岸側に寄っていました。そのベイトを追って何度もメッキのボイルが起こるものの、なかなかミノーへは反応しませんでした。ここでのヒットルアーは3gの極細スプーン。マッチ・ザ・ベイトでした。メッキは全てギンガメアジでサイズは15cm位。

青野川は河口から魚止めまでたたきましたが無反応。大瀬港へ移動。夕マズメ、4時半から5時までの30分間ヒラセイゴのボイルが続き、5〜6cmのミノー、トップウォータープラグで入れ食い。アベレージサイズは30cm。とにかく高活性でした。暗くなってから小さなメッキが1匹釣れました。常夜灯がある堤防の左側のシャローエリアがポイント。岸に向かって風が吹いており、ベイトが寄っていて濁りが入っていたことが好釣果を生んだのでしょう。

2回目の釣行は12月27日。この日は釣りビジョン『Fishing Bum』の撮影でした。出演アングラーは番組ナビゲーターのクーニーズ西野さん、各媒体でライターとして活躍中の沼田くんと私の3人。初めてのテレビ出演で緊張の私はしゃべる事も出来ずに撮影開始。

朝一入った松崎港では数匹のセイゴを確認したもののノーバイト。稲生沢川へ移動しました。前回同様この日も風が強く気温は低めで、結果が出たのはやはり前回と同じく警察署付近でした。

初め左岸側に入りましたが反応が無く風が当っている右岸側へ。日が出て水温が上昇するにつれ魚の活性が上がり、そこで西野さんと沼田さんが小メッキを数匹キャッチ。自分だけが釣れず焦っていた私にもその後チャンスが訪れました。それは風向きが反対に変わったので再び左岸側へ移動した時のこと。係留しているボートのそばをミノーで誘うと良型のメッキが群れでチェイス。もう一度同じ場所を小刻みなトゥイッチ&スローリトリーブで攻めるとヒット!

群れの活性を上げるためにヒットしたメッキをそのまま泳がせていると、興奮した他のメッキが掛かっているルアーへアタック、なんと良型メッキのダブルヒットとなりました!

「こんな事は初めて!うれしーっ!!」

その後も手のひらオーバーを含め、数匹のメッキをキャッチ。久し振りにいい釣りを体験することができました。アタリが止まったので青野川へと移動。けれど魚止で良型のメッキを一匹キャッチしただけだったので大瀬港へ。しかし小さなロウニンをキャッチしただけでセイゴは釣れませんでした。きっと前回とは風向きが逆で濁りも無かったためでしょう。

夕マヅメも過ぎたところで撮影は無事終了となりました。よかった・・・ホッ! この模様は年明け1月の釣りビジョン『Fishing Bum』をご覧下さい。初回放送は2005年1月12日(水)の予定です。それでは最後にこれらからメッキ釣りを始めたいという方にアドバイスです。

南伊豆のメッキは1月一杯楽しめると思われます。これらを参考に南伊豆でのメッキ・セイゴゲームを楽しんで下さい! なお、釣りビジョンのパンフレットはお店に用意してあります。


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